コロナ情報覚書

新型肺炎で重症化したり死亡したりする人の欧米と日本の差は、欧州に住む日本人としては気になって仕方のないところだけれど、やはりこういうところが納得いく気がしている。


フランスの報告で気に留めたものには、ウィルスが蔓延した高齢者施設の高齢者の間でも、「感染したけれどまったくの無症状」という例が存在することで、やはりこれはウィルスのレセプターが何らかの要因でブロックされている人なのかもしれない。高齢者だから必ず重症化とはならないのだ。

そういえば、フランスの喫煙率は15%なのに、死者の喫煙率は5%だそうで、ニコチンがウィルスのレセプターをブロックしているということで、治療に禁煙補助薬のニコチンパッチを使っているところもあるそうだ。
でも、いったんウィルスが肺に達すると、重症喫煙者の死亡率はとても高く、それはやはりすでに肺にダメージを受けているからなのだろう。
誤解されると困るからか、「タバコの煙が感染予防になるわけではない」といつも付け加えられている。

いわゆるロックダウンは「先進国」にのみ可能な対策、というのもアフリカや中東に近いフランスにいるとつくづく分かる。

フランスは食料自給率が100%を超えているというのが何といっても、心強い。今の問題は収穫のための外国人季節労働者などを調達できないことだ。
エジプトなどは、国土がほぼ砂漠で、耕作地は大河沿いなどの4%で小麦輸入量が突出した国だそうだ。小麦を自国消費量以上に生産している国は世界で20ヶ国くらいしかない。米はもっと少ないそうだ。
食料の備蓄がない(もちろん現金の備蓄もない)人々が外で生活する国は、ロックダウンなどするとウィルスより先に飢餓で死ぬ。
経済が回らない、成長率がマイナスになる、などというよりももっとダイレクトな問題だ。

地球規模の共通の「危機」で、個々の問題がかえってはっきり見えてくる。

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